毎年行われる春の行事の一つである。貫前神社はもともと荒船山を自然崇拝の対象としたものであり、富岡市の一の宮の貫前神社の姉神とされていたが、その後(時代は明らかでない)乙父、五郷の諸々の神を合祀し、今日に至っている。
住民のほとんどが農家だったことから豊作祈願が主で、最近では商売繁盛、学力向上、交通安全等の祈願が行われており、川下げの神事も行われる。
妹神である一の宮が当村より盛大なのは、昔、姉神は鏡を、妹神はワラジを拾う夢を見て、鏡はそのまま、ワラジは踏めば踏むほど広がるところから、その差が開いたのだと言い伝えられている。
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